かにえ子ども日本語の会(since 2005)へようこそ!!
かにえ子ども日本語の会に訪問していただきありがとうございます。
私たちは2005年9月25日に、愛知県海部郡蟹江町で外国にルーツを持つ小学校と中学校の子どもたちの日本語支援を始めました。
2008年には保育所の外国にルーツを持つ年長児の小学校入学準備のための「プレスクール」を、そしてその3年後、年中児のプレスクール「プレ・プレスクール」を開始しました。
2015年9月25日に法人格を取得して、一般社団法人かにえ子ども日本語の会となりました。
最近は近隣の市からの要請もあり、当会のメンバーが津島市や愛西市の学校にも支援に行っています。
蟹江町は総人口37,000人のうち外国人人口は1,000人程度という外国人の散在地域ですが、小さな町だからこそできる活動もあるのではと思っています。
最近は、団体オリジナルのプレスクール教材を開発し(ご希望の方には印刷費実費でお分けいたします)、プレスクールのカリキュラム作成も積極的に取り組んでいます。
どうぞよろしくお願いいたします。
☆ 最新のお知らせと今までの活動 ☆
「DST作品上映会・交流パーティ」のお知らせ
2017年11月11日(土)午前11時から午後2時まで
蟹江町産業文化会館でDST(Digital Storytelling)の上映会と交流パーティを行います。
愛知県でのDSTの実践は、2016年のVivaおかざき!!に次ぎ2回目です。
ご興味のある方kaniekodomo@gmail.comまで事前申し込みをお願いいたします。
【下のチラシ左側】
11月11日に上映するDSTの制作セミナーの支援者を募集中です。
●9月17日(日)産業文化会館(ナレーションの音読指導と録音のお手伝い)
●10月22日(日)蟹江中央公民館(写真とナレーションをムービーメーカーで編集するお手伝い)
両日とも午前10時から12時まで
支援してくださる方、ご連絡お待ちしております。
2016年10月29日(土)午後1時~
蟹江でも支援されていた大島之弘氏の講演会を開催します。
南米パラグアイのお話をうかがいます。
興味のある方、ご参加お待ちしています。
平成28年度プレスクール指導者養成講座を開催します!
2016年7月10日 防災セミナー
2016年7月10日(日)
防災セミナーの報告
前日は大雨のなかセミナーの準備をしました。
翌日は打って変わって良い天気に恵まれて80人のかたがご参加くださいました。
80人のうち46人が蟹江町内の日本語学校の学生さん、技術研修生さん等外国のかたでした。
今回のセミナーは、かにえ手話サークル、かにえ防災減災の会、蟹江町婦人会、蟹江町安心安全課、蟹江町社会福祉協議会さんとのコラボでした。
セミナーでは、「やさしい日本語」と手話の共通点について体験し、「できますゼッケン」に一人ずつ得意なことを書くことで、避難所ではお互い助け合って支え合いましょう!ということを楽しく学ぶことができました。
小学生の子どもも「ボクは荷物運びができるよ」と書いていました。
また、避難袋には何を入れたら良い?では、実際に外国のかたに避難袋を作ってきていただきました。
非常時にきっと役に立つ防災スリッパや紙コップ作りをしたり、避難所の建物の内部を知ることで、少しでも日々の生活を安心して送っていただけると良いなあと思います。
そして昨今イスラム圏の人が増えてきた現状を踏まえて、今回のセミナーではイスラム教のかたでも食べられる非常食の豆カレーやハラール認証を取得したパンを準備しました。
参加者だけでなく、コラボした団体のみなさまも、帰り際に口々に楽しかったと言ってくださって、会のメンバー全員感激しています。
また、セミナー開催に当たって、セカンドハーベスト名古屋、港ワークキャンパス、株式会社光和さんから食品の提供を、にほんご教育の八の会さんからは防災マニュアルの多言語版を提供していただきました。心から感謝いたします。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました! 2016.7.11
「防災セミナー」開始
右側のかたは「かにえ手話サークル」の手話通訳さん
横江淳一蟹江町長のご挨拶
「やさしい日本語」
「やさしい日本語」について班で話し合い
「手話」と「やさしい日本語」
「やさしい日本語」と手話には共通性があります
手話①
手話②
Mくんは、翌日の日本語学級でも上手に「すみません、トイレはどこですか」の手話を披露してくれました
手話③
耳の不自由な参加者と手話でコミュニケーション
拍手の代わりに、両手を頭上で☆キラキラ☆させると習いました(*^^)
手話④
班で手話の練習
「できますゼッケン」
避難所では全員が支援者
「できますゼッケン」②
「できますゼッケン」③
2歳の男の子はゼッケンに「あんぱんまんのうたがうたえます」と書いていました。
「避難袋の説明」
by「かにえ防災減災の会」
外国のかたに避難袋を作ってきてもらいました
マイ避難袋
「ボクならこれを入れるよ、パンツ!」
「防災スリッパの作り方」
by「蟹江町婦人会」
防災スリッパ ①
先生と yeah!
防災スリッパ②
仲良しのみんなで yeah!
「紙コップの作り方」
by「蟹江町婦人会」
親子で紙コップ作り①
お揃いの洋服の親子も紙コップ作り②
妹の分も作るよ~③
紙コップ作り④
紙コップできた~!
みんなでかんぱ~い!
「避難所の説明」
by「蟹江町安心安全課」
炎天下、みなさん避難場所の小高い丘に登りました
避難所の屋上はどうなっているのかな?
安心安全課さんの "Let's go, Let's go" の掛け声とともに~
「非常食の作り方のデモンストレーション」
50人分の五目ご飯の炊き出しセット
50人分の五目ご飯のセット
アルファ米、具材、ビニールの手袋、ミニはさみ、しゃもじ、取り分け容器、箸 ― 必要なものは何もかも入っています。
お湯がなければ、8ℓの水を入れて1時間待ちます。
今回は8ℓの熱湯を入れて15分
50人分のホカホカの五目ご飯のできあがり
「できますゼッケン・りょうり」の人が配膳します
「非常食 ― 豆カレー」
Humanity First Japanのアニースさんによる熊本地震の炊き出しのお話
その時の豆カレーのレシピをいただき、今回イスラム教徒のかたのためにカレーを作りました
豆カレー①
豆カレー②
「非常食の試食」
イスラム教徒の人も食べられるパン、缶のパン、かんぱんの試食①
非常食の試食②
外国人参加者へのお土産:「にほんご教育の八の会」さん作成の『あっ、地震だ!どうする?』の多言語版
「参加者へのお土産」
非常食(どれかひとつ)と教材
・食品提供「セカンドハーベスト名古屋」「港ワークキャンパス」さん
・『あっ、地震だ!どうする?』
「イスラム教徒の参加者へのお土産」
・「株式会社光和」さん提供のハラール認証取得「Long Keep Bread」と教材
中日新聞に当日の様子が掲載されました!
中日新聞の酒井博章記者による『災害時の日本語やさしく』
(2016年7月13日尾張版)