「夏休み宿題教室」も残すところあと3回

今日も子どもたちは、絵の具セットをかついで元気に教室にやって来ました。

小学生は「家庭の日」と「赤い羽根募金」のポスター作成をしました。
中学生はいつもの通り、日誌やそれぞれの学習です。


今日はたくさんの支援者に恵まれた日でした。

愛知産業大学デザイン学科の学生さん二人がポスターの指導に、愛知県立大学の自主研究グループ「Roots」の学生さん二人も中学生の学習支援に来てくれました。

 

それから、名古屋市の(中国語)母語学習支援協力員の先生が、教室に来ている5人の中国ルーツの子どもの中国語力のテストをしてくださいました。

そのなかの一人の小学生は、どんな質問にも的確に中国語で答えるけれども、なぜか先生に耳打ちしながら小声で話します。
私たちが、「いまなんて言ったの?○ちゃんの中国語聞きたいな~」と言っても、「ダメぇ~耳の近くで」と逃げて行きます。
先生は、「本人が母語を話すことを恥ずかしいと思わない環境作りができると良いですね」とおっしゃっていました。 


「話す・聞く」もほぼ年齢相当できている子は、家庭で母語での読み聞かせをしてもらっていたり、話すときは必ず中国語でという家庭でした。
保護者の積極的な働きかけがなければ、母語は確実に失われていきます。
子どもたちにとって、一番の中国語の先生はお父さん・お母さんなんですよね!

教室終了時間の20分前になっても完成できなかった子は、残りの色塗りは家でということになりました。
しかし、低学年に四つ切画用紙(約38㎝×54㎝)は大きすぎて扱いきれませんね~(*_*;

みんな、8月22日の出校日にこの大物課題忘れずに持って行ってね!

そして、待ちに待ったおやつタイムは、クリームシチュー、パン、チョコレートクッキー、先生たちからの差し入れのゼリーでした。
毎回、「手を合わせてください」「いただきます」と食前のあいさつを高学年がしてくれます。
今日も子どもたちは、ごみをちゃんと分別して片づけることができました。

これも小学校での日々の生活習慣・ルール指導のたまものなんだろうなあと思って、毎回感動します。

 

最終日はお楽しみ会を計画しています(^^♪
何をしたら子どもたちに喜んでもらえるかな~と支援者でいろいろアイディアを出し合っています。